1年目を終えて
昨年度から大阪産業大学で非常勤講師をさせていただくことになり、
嬉しいことに、本年度も同じ科目を担当させていただくこととなりました。
で、1年目を終えてみて思うところをちょっと書いてみようかなと。
はじめに、学期末に行われた生徒さんに対するアンケートでは、教科書からの具体例としてお話しした「現場での話」が好評だったみたいです。
これは、本業を設計・監理としている私にとっては実に嬉しいことで、みんな少しはこの業界に興味をもってくれたのかな?などとニヤニヤしているところです。
ん?建築・環境デザイン学科に来てる生徒さんなんだから、そもそも業界に興味あるでしょって?
いやいや、そうとは限らんですよ。
だって、私がそうでしたから(笑)。
で、一方で授業中のコミュニケーション不足の指摘も頂きました(汗)。
先生と生徒の会話・やり取りがないと。。。確かにそうでした。。。
これは今年、何か考えないとダメですね。
昨年は99%オンライン授業だったわけですが、この場合、実は配信する私のパソコンからは生徒さんの顔がまったく見えません。
少人数のオンライン会議なんかではお互いの顔を見ながら会話出来ますが、大学の授業のように100人くらいの参加者がいる場合、皆がみんなwebカメラで顔出しすると、扱うデータ量が膨大となり、負荷がかかります。
なので生徒の皆さんは顔出しせず(カメラをオフにして)代わりにアイコンだけ表示します。
つまり、生徒さんからは私がしゃべっている顔を見れますが、私からは丸いアイコンだけが見える。
なのでこちらが話していても反応が見えない、わからない、よってひたすら講義を進める、みたいな流れになって、お互いの会話ややり取りがない授業になってしまったのではないかと思います。
このあたり、何かちょっと対策を練らないと(苦笑)。
もっと言うと、生徒さん同士も互いの顔が見えないわけですからね。。。
家でひとりでテレビ観てるみたい(苦笑)。
これじゃ確かに生徒さんもつまんないですよね。
テレビやビデオを観ているのではない、「オンライン」のまさに「オン」のところ、「今まさに参加しているぞ感」がないとダメなんだなと考えさせられました。
受け持ちの科目は後期授業なので、始まるまでまだ少し時間があります。
それまでしっかり考えたいと思います。
でもま、コロナ終わってみんな教室に来れるようになったら、こんな悩みもないんですけどね。。。