洋裁店のようなお店を予定されていて、大事にお持ちのクラシックなミシンをどこかにディスプレイしようということに。
で、もちろん正面ガラス前の特等席に鎮座してもらう計画としました。
ご主人たっての希望のフォールディングゲートのレトロ感とぴったりですね。
内装は出来るだけシンプルに、素朴に、ということでしたが、あまりに素朴ではお店としての上品さが生まれません。そこで基本はベニヤ板を貼っただけとしながらも、大きなラインや多少の色使いを入れてアパレル感が出るように心がけました。
奥の住宅部分もシンプルに。
終の棲家(?!)だと仰られるご夫婦のために、LDK+寝室+水廻りの全てを1階に。
今のお住いもとってもハイセンスな家具や小物でまとめられていますから、このリビングの大きな棚が素敵に飾られていくのを心待ちにしております。
レトロミシン/木造/2階建て/2021年/京都市/写真:+0 atelier