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T邸-04 棟上げ

いよいよT邸の棟上げの日がやって来ました。

冷た〜い風の吹く日でしたが、天気には恵まれ作業はスムーズに進みました。

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朝8時に現場につくと、敷地の前にはクレーンが停められ、周辺には足場が組まれています。

作業を効率化するために、クレーンを必要としない1階部分の柱はすでに前日に立ててありました。

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大工さん5名体制でクレーンで吊られて運ばれてくる柱や梁を手際よく組み立てていきます。

 

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この柱や梁、「プレカット」と言って工場でジョイント部分が加工されたものが、このように袋詰めされた状態でトラックで運ばれてきます。

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木材の表面には「は8」([X軸]いろはにほへと・[Y軸]123456789の「は」と「8」の交わる点)などというように、それぞれの部材に位置を示す「番付」がプリントされ、「仕口」や「継手」があらかじめ[pre]加工[cut]されています。

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この技術が普及するまでは、大工さんがノコギリやノミを使って全ての部材をひとつひとつ刻んでいたのだと考えると気が遠くなります。

このようにして「あとは組み立てるだけ」状態まで準備された柱や梁を、一日で一気に組むのが「棟上げ」(「上棟」・「建て方」ともいう)です。

まるで1分の1スケールのプラモデルを組み立てるような感覚です。

 

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クレーンで吊られてきた梁を、

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所定の位置に落し込み、
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大きな木槌で叩いて入れていきます。

 

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こうして2階の床の骨組みがすべて組めた時点で、

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(写真が小さくて見にくいですが)「下げ振り」を見てきちんと垂直に建っているかを確認しながら、

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木材で突っ張りながら「イガミ」を調整をして、

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写真のように斜めに借りの「すじかい」を打ち付けて、水平方向のブレを防ぎます。

(後に本当の筋交いや構造用合板が柱と柱の間に取り付けられるときに取り払われます。)

 

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水平垂直を確認してから2階の床の構造用合板を貼っていきます。

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ちなみにこちらもプレカットされて番号がふられているので、順番に並べて釘を打ち付けて固定していきます。

 

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引き続いて、2階の柱を立てていきます。

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こちらは奥の庭側から見た写真。

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柱が立つと梁を掛けていきます。

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ここまでくると地上7m近いのですが、大工さんたちは平気で梁の上に立って作業を続けます。

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クレーンの操縦も、作業効率や現場の安全に大きく影響する大切な役割を担います。

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壁などに隠れずに内装にそのまま露出する「化粧柱」はこのようにして傷がつかないように養生されています。

 

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屋根まで部材を組んだ状態での全景です。

すごくワクワクする瞬間です。

上棟、おめでとうございます!

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